Re: 呉 善花 著 「漢字廃止」で韓国に何が起きたか 発刊! ( No.1 ) |
- 【日時】 2008/09/21 10:36
- 【名前】 けぃ。
- 【URL】 http://kei3288.exblog.jp/i0
- kajiritate webmaster さん、おはようございます。
今、ご自宅ですか?^^ また、韓国へ行っているのか気になります。
今、私は日本の漢検5級に挑戦します。(受験日は10月26日です。) 私は間違えて覚えている漢字が多いです。 ドリルで勉強しています。
留学生のウンジが、日本の漢検3級を受けてみたいと言ったので、 漢検5級の問題集から、
「とうぶん」をひかえる。解答:糖分 「とうぶん」にわける。 解答:等分
を出すと分かりませんでした。(×~×;)
韓国語は音読み(?)のみ、 日本語の漢字は訓読みもあって難しいです。
二人の勉強会の中で韓国語の「北海道大学の歴史」の パンフレットを読みましたが、 ウンジは漢字語なので内容が分からないといいました。
ウンジも漢字を習いたいと言っていました。
私も日本の漢字検定2級を目指して頑張っています。^^ 現在、200点満点中 166点です。(@@;)
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Re: 呉 善花 著 「漢字廃止」で韓国に何が起きたか 発刊! ( No.2 ) |
- 【日時】 2008/09/21 14:46
- 【名前】 kajiritate webmaster
- けぃさん,書き込みありがとうございます!
漢検の勉強だけでなく,韓国語も頑張っていらっしゃるようですね!(^^) コツコツ頑張っていらっしゃる姿に頭が下がります. 書き込んで頂いた時間TOPIKの真っ最中でした.疲れました….
私がよくこんがらがるのは「ほしょう(保障,保証,補償)」です. とくに前の2つはよく取り違えます…区別がよく分かってません….
韓国で「これは“保証”の意味だから“보증”だろうな…」と思って言ってみたら それは「보장」だと訂正されたことが… 自分が区別できてないので, 本当に私の間違えなのか,韓国人もこんがらがってるのか…? 韓国では音が違ってこんがらがることはないでしょうから, 私が間違ってたんでしょうね…(^^; こんな私は漢検何級レベルでしょうか?
漢検2級で8割以上マークしているということは, けぃさんはすでにかなりのレベルなのではないですか? 合格ラインは何点ですか? すでに余裕で合格圏内なのかも? 試験に向けて頑張ってください.
私は今日頑張りましたので,少し休ませてください…(^^;
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Re: 呉 善花 著 「漢字廃止」で韓国に何が起きたか 発刊! ( No.3 ) |
- 【日時】 2008/09/21 15:42
- 【名前】 けぃ。
- 【URL】 http://kei3288.exblog.jp/i0
- kajiritate webmasterさんへ。
おつかれさま。
私は、昨日の夜は一人居間におかれたまま寝ていました。
今日は韓国語の翻訳を30分もしたら、ヘトヘトになってお昼寝をしました。^^;
私の受ける漢検の級は、「5級」です。(●^-^)ヾ 「5級」の合格ラインは200点中140点で合格です。
kajiritate webmasterさんもお勉強していたんですね。 えらいなぁ~。
がんばりましょう。
韓国語の翻訳もだんだん難しくなりました。 でも、この山を越えたら楽になるでしょう。
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Re: 呉 善花 著 「漢字廃止」で韓国に何が起きたか 発刊! ( No.4 ) |
- 【日時】 2008/09/21 21:34
- 【名前】 kajiritate webmaster
- けぃさん,書き込みありがとうございます!
私も疲れて寝込んでいました…まだ疲れが取れません(^^;
相変わらずお尻に火がついても怠け癖はそのままで 2週間ぐらい前になってやっとあわてだしたのですが やる気が出なかったり,体調がいまひとつだったりで 十分な試験対策はできませんでした. こんなんじゃダメなんですが,怠け癖はなかなか直らないですね….
童話には固有語が満載で,オノマトペもたくさん出てくるので 新聞記事などとはまた違った難しさがありますよね. 意味がわかれば楽しい内容だと思いますが,難易度は高めで 本当によく頑張っていらっしゃると思います.
けぃさんの勉強方法は,ご自分に合った教材を見つけて, ご自分に合った方法で長く勉強を続けていらっしゃる とても良い例だと思います. 私もけぃさんを見習いつつ今後も勉強を続けたいと思います.
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Re: 呉 善花 著 「漢字廃止」で韓国に何が起きたか 発刊! ( No.5 ) |
- 【日時】 2008/09/23 19:48
- 【名前】 ハラボジ
- この本、読んでいないので批判するのは避けたいと思いますが、
解説の記述は、正確性を欠いているようですね。
私の認識では、学校教育での漢字教育を廃止する「漢字廃止宣言」 が出されたのは1970年、朴正煕大統領によってでした。 言論界などの反対で2年後の1972年にこの宣言を撤回しており、 中学校・高等学校での漢文の授業も復活しています。 その後、初等学校での漢字教育廃止の措置がとられ、1980年代に 新聞・雑誌で漢字を使わなくなりました。 1990年代になって、漢字混用要求が強まり、金大中大統領の指示で、 道路標識、鉄道の駅などの表示には漢字が併記されるようになりま した。
「1968年の漢字廃止政策以後の韓国では・・漢字はほとんどその姿を 消してまっている」という記述は、あまり正確とはいえません。
なお、韓国には「ハングル専用に関する法律」というのがあります。 これは、「大韓民国の公用文書はハングルで書く。但し、しばらくの間 必要なときには漢字を併用する」というものですが、1948年の制定以来 改定されていません。
ところで呉善花氏ですが、「スカートの風」が発行された当時、私は 丁度韓国出張が多く“韓国カブレ”していたので、「続スカートの風」、 「新スカートの風」はもちろん、「ワサビと唐辛子」「日本の驕慢・ 韓国の傲慢」なども読みました。 しかし読んでいくうちに、彼女の、母国の恥部を曝け出す態度に嫌気 がさし、その後のものは読んでいません。
昨年、お母さんの葬儀に帰国した彼女が、反韓活動をしているとの理由 で、韓国入国を拒否されたとのニュースを新聞で見ました。 (日本に帰化していたので、済州道日本領事館の仲介で入国できたらしい ですが)。 http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2007/10/10/2007101001385.html
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Re: 呉 善花 著 「漢字廃止」で韓国に何が起きたか 発刊! ( No.6 ) |
- 【日時】 2008/09/24 00:05
- 【名前】 kajiritate webmaster
- ハラボジさん,詳しい書き込みありがとうございます!
この本,本屋で少し覗いてみたのですが,著者が学校で漢字教育を初めて受けたのが 68年で,70年にとりやめになったので,学校で漢字を習ったのは2年間だった, …という感じで書いてあったように思うのですが,記憶があいまいです…(^^; 解説を書かれた方も,この本をチラッと読んで急いで書いたのかもしれませんね(^^;;;
また,タイトルにある漢字廃止関連の話は最初から半分くらいまでで, 残りは韓国のことわざを日本語に直訳して著者の解説を添えたものなどが占めていました. 漢字廃止関連の部分も以前発表なさったものを書籍化したもので, この本のために書かれたものではないようです.
気を引くようなタイトルで,しかも内容の半分くらいはタイトルと無関係ですので, もし本を買ってしまえば著者や出版社の意図にまんまと嵌ってしまうような気もします…(^^;
念のためにもう一度私の懸念していることを書いておくと, このタイトルだけを見て,韓国では政府主導で漢字を全面的に廃止してしまい, 今ではまったく漢字が使われなくなった,と誤解する人もいるのでは?という点です.
確かに,日常生活では漢字の必要性はまったくないといって過言ではない状態ですが, 「書き言葉の世界で語彙の恐ろしいまでの貧困化」が起きているという指摘は 本当にそうだろうか?という気がします.
その具体的な例が書いてあるのかまで見て来るべきでしたが, ハラボジさんのご指摘のとおりこの方の著作は読んでいて気分のいいものではありませんし, 私は日本語でも読むのが遅いので,面倒くさくなって帰ってきました…(^^;
私が本の内容以上に関心があるのは,これもハラボジさんのご指摘のとおりですが, なぜこの方は祖国の悪い点ばかりを指摘なさるのか?という点です. 日本での生活に適応し,少しでも日本人に近づこうと頑張りすぎているのかも? もしそうだとしたら,頑張り方が違いますが…(^^;
一般的に,韓国人は日本人に比べて何でも極端すぎて,やるときはやりすぎ, やらないときはやるべきところもテキトーに済ませる…という印象を持っていますが, この方もその点では典型的な韓国人のおひとりなのかも?という気もします(^^;;;
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Re: 呉 善花 著 「漢字廃止」で韓国に何が起きたか 発刊! ( No.7 ) |
- 【日時】 2008/09/26 02:17
- 【名前】 うにうに
- こんばんは,うにうにです。買って読んでみました。
彼女の本を読むのは実は今回が初めてですが,全体として情緒的な記述が目立つように思います。 自分の思い(本書で言えば,「韓国でも漢字を復活させるべきだ」という思い)だけはものすごく伝わってくるのですが,漢字廃止によって何が起きたかという部分を客観的に分析・検証しようという姿勢が感じられないのです。 もっとも,彼女に限らずこの主題の議論(ハングル専用か国漢混用か)には,その種の書き方が良く見られる気がします。 一方的に「こうあるべきだ」と叫んでいて,その思いの強さだけは分かるんだけれど,今ひとつ説得力が欠けるなあという感じです。 エッセイとアジテーションの間を行ったり来たりする文章といいましょうか。 じっくり読んでいると,首肯できる主張もあるだけに(私も結論としては,せっかくだから韓国でももっときちんと漢字教育をやったらいいのに,と考えています),かえって残念に思います。
近所のおばちゃんの茶飲み話を聞く,ぐらいの感覚で読む分にはよいのですが,韓国における漢字の使われ方の全体像をきちんと知ろうと思う場合,本書は基本的文献にはとうていなり得ないと思います。
たとえば,昔定められていた常用漢字1300字(ちなみに金素雲編「韓日小辞典」の付録に載っています)については触れられていますが,ハラボジさんが書かれた中学・高校での漢文の授業や,そこで一応教えられている1800字についてはまったく書かれていません。 著者にしてみれば,あんな程度でお茶を濁していても漢字教育とはいえない,他の科目の教科書でも漢字を併用すべきだ,ということであえて省いたのかも知れませんが。
予備知識無しに本書を読んだ人は,1970年に韓国社会から突如として漢字が一斉に消えたかのような印象を持つのではないでしょうか。 本文中に「ある日突然漢字が廃止された」という小見出しさえ付けられています。 よく読むと,そうではないことも分かるのですが,斜めに読むと,まるで一夜にしてハングルだらけになってしまったような印象が残ります。 つまり,出版者が付けた解説は,本書の内容を解説するという意味では「正確」なのです。
確かに教科書からは,ある年度から突然消えたかも知れませんが,たとえば新聞記事中の漢字の使用度などは,もっとじわじわと減っていったといえるのではないでしょうか。 また,最近になって漢字教育熱が盛り上がっていることや,入社試験対備で漢字検定を受ける人が多いことや,子ども向けの学習漫画で漢字の本がいろいろ出版されていることなどは,全く無視されています(あるいは知らないのかも)。
また,ほとんど書かれていないこととして,漢字語(特に和製)の「醇化」があります。漢字語を固有語に置き換える計画があったけれど,普及しなかった話は多少出てきますが,国立国語研究所が「醇化語リスト」を作ったこととか,それを国語辞典がそれなりに取り入れたことなども(批判的に)書くべきではないかなあ。
大勢としてはハングル専用に向かってきたのだから細かいことはいいじゃないか,ということなのかもしれませんが,ちょっと書き方に公平を欠くのではないでしょうか。
管理人さんが懸念されている,
>このタイトルだけを見て,韓国では政府主導で漢字を全面的に廃止してしまい, >今ではまったく漢字が使われなくなった,と誤解する人もいるのでは?
という点は私も全く同感です。
長くなったので,いったん切ります。
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